熱絶縁工事の重要性
私たちの生活に関わる場所には、熱絶縁工事が欠かせません。
例えば、住宅の断熱、オフィスビルの冷暖房空調設備、給・排水管や給湯配管等の衛生設備、周辺のビルに冷暖房の熱を供給する地域冷暖房(熱プラント)の配管、発電所や工場等における蒸気配管設備やボイラー本体、低温の液体窒素や液化天然ガス、液化石油ガスの配管やタンク、半導体工場や船舶の設備など―。
それぞれの場所に適した熱絶縁工事が行われています。さらに用いられる保温保冷材にも、人造鉱物繊維保温材や無機多孔質保温材、発泡プラスチック保温材、発砲ゴム断熱材、金属保温材、板状、フェルト状、成型品、綿状(バルク)、現場吹付けといった、さまざまな種類・形状があります。目的を踏まえた上でこれらの適切な取り付けを行うことにより、より良い設備の能力発揮につなげます。
また、熱絶縁工事によって熱エネルギーのロスが最小限に抑えられる(省エネができる)ため、地球温暖化対策としても不可欠な役割を担っています。